2025.01.18
浴室リフォームの事例紹介
石川
みなさんこんにちは!営業担当の石川です
今回のブログの内容は先日行った浴室改修工事(LIXIL スパージュ1616)の紹介になります。
水道代節約のためのアイデアや浴室リフォームで変わった断熱性能等について実際の声をお届けいたします。
【物件条件】
・愛知県旧豊田市地区 築25~26年 木造住宅
・3世帯5人家族
・既設ユニットバス1616サイズ
◎目次
・井戸水用水栓の追加設置で水道代節約
・25~26年前のユニットバスと比べて保温性能の違い
・腐食していた脱衣室の床材選定
・安全設計なスパージュのCZタイプ
【井戸水用水栓の追加設置で水道代節約】
最近は井戸のあるお宅もかなり減りましたが、今回の物件では以前よりお風呂水は井戸水を追い焚きで沸かす方法を取っていました。
毎日脱衣室の窓からホースを引き込み、水をためていたので真冬でも脱衣室の窓は半開きでした。
やはり窓が開いている寒い部屋で脱衣後、気温の高い浴室に入るのはヒートショックの心配もあるので、浴室内に井戸水用の水栓をご提案させていただきました。

水栓自体はカタログにない商品ですが、お客様のご要望に合わせた仕様にしたことで施工後、隙間風に凍えることがなく井戸水を快適に使えると喜んでいただけました。
【25~26年前のユニットバスと比べて保温性能の違い】
最近のユニットバスと20~25年前の浴槽構造の違いは、みなさんご存じでしょうか。
解体中の写真を見ていただければわかるように基本的に断熱材がほぼなく、床下換気の冷気にさらされ、湯が冷めやすい構造になっています。
↓既設浴槽の断面構造

LIXILの浴槽にはサーモバスSという断熱仕様があります。モデルによって標準仕様なのか、オプション仕様なのか違いはありますが、サーモバスSにすると天井、壁、床、浴槽裏とまるごと断熱されます。
↓新規浴槽の裏側


施工後のお客様の感想では「今まで追い焚きを一人一人が入るたびに焚いていたけど、新しくなってからは朝までお湯が冷めきってなくてビックリした」とお聞きしました。
【腐食していた脱衣室の床材選定】
今回の物件では井戸水のホースや洗濯機のホースを浴室入口から通していた関係上、脱衣室側の床が腐食していました。小さいお子様がいるご家族では、身体が濡れたまま上がってしまい床が濡れることがあるのではないでしょうか。
今回は丈夫で水にも強い床材をご希望でしたので、フロアタイルというものを選定させていただきました。(サンゲツ WD-2107)
見た目は籐(トウ)という、銭湯や旅館でよく見かける柄の商品です。
天然素材に比べて管理が圧倒的に楽で、足触りも凹凸が大きいのでさらりとした印象です。


【安全設計なスパージュのCZタイプ】
今回採用いただいたスパージュ CZタイプでした。こちらは足腰が不自由になった場合でも安心してお使いいただけるモデルだと思っております。
特徴としては洗い場のカウンターが風呂椅子として使え、身体洗い後に浴槽高さと同じなのでそのままスライドして浴槽に入れます。
また、浴槽の底に滑り止め加工がされている点も浴槽内での姿勢が安定して安心設計です。

まだまだ寒い冬が続きます。
気になる方はぜひお問合せください
豊田市のリフォームならLIXILリフォームショップ太啓建設にお任せください!

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