今週は加藤がお伝えします。
お盆休み、いかがお過ごしでしたでしょうか??
私は例年通り岡崎でゆっくりと過ごしました!!
今週は前回お伝えしましたあずみの家シリーズで「断熱性」についてお伝えします。
あずみの家の断熱材は屋根・壁ともに「現場発泡ウレタンフォーム」を使用しています。
これは現場にて2液を化学反応させて、柱や壁に接着しながら断熱材を形成します。
いちばんの特徴は断熱と同時に気密施工が出来る点です。
また、発泡剤として水を使用し、フロンガスを一切使用しない環境にやさしい材料です。
世の中にはいろんな種類の断熱材がありますが、断熱性・気密性・吸音性とメリットが多いのがこの「現場発泡ウレタンフォーム」別名「マシュマロ断熱」の特徴です。
実際の施工の様子です。
断熱が完了するとこんな感じです。
この材料を使用することで、あずみの家の断熱性は現在の基準値(UA値)0.87を大きく下回り、標準的な仕様で0.7程度を実現しています。※サッシの性能等で数値は変化します。
また、現在の新築住宅は「24時間換気」が必須です。
これは2時間に1回以上、建物内の空気が新鮮な空気に入れ替わる計算で換気設備をつけなくてはならない基準です。
建物の気密性が低いとこの換気が計画通り出来なくなる事や、冷房や暖房の効率も悪くなります。さらには結露の原因となる場合もあります。
したがって、住宅には断熱性と同時に気密性も重要となります。
建物の気密性能はC値という値で表されます。北海道などの寒い地域であればC値2.0以下が気密住宅として定義されており、低いほど高気密な住宅です。
このC値は気密測定という試験を行い、測定します。
こんな装置で測定します。
あずみの家は、施工段階で様々な工夫を行いC値0.6程度を確保しています。延床面積が120m2の住宅であれば72cm2の隙間しかないという計算になります。これは郵便ハガキ約半分のサイズです。
あずみの家はこれらの性能を持つ「高性能住宅」です。
冷暖房費などの出来る限り抑えたいランニングコストもあずみの家でしたら抑える工夫が満載です。
今回はあずみの家の「断熱・気密」についてご紹介しました。