連日、体温を超すような猛暑日が続き、各地で豪雨による災害が起こってしまって、
復旧作業にあたっている方や小さい子供が、熱中症にかかっているというニュースを見て
自然の怖さを感じています。
この7月から、LIXILリフォームショップ太啓建設に配属になりました吉富といいます。
現場施工管理者として頑張りますのでよろしくお願いいたします。
残念ながらのアラフィフですが、その分経験はあり、
土木・建築ともに10年以上現場に携わってきましたので、(他に建設業以外の経験もあり)
これからの仕事に活かしていきたいと思います。
今回は、コンクリートの雑学です。
◆東名高速と伊勢湾岸自動車道と交差する豊田ジャンクション、
高速を走っていると気づきにくいのですが、道路の下の橋脚にカラーコンクリートを使っています。
これ、後から塗ったのではなくコンクリート自体に混ぜてあるので、中も色が着いてます。
四季をイメージしたそうで緑色から黄色、そして橙色とグラデーションになってます!
そして橋脚の柱から横にはね出した部分は、ショットブラストと言って、鉄の粉みたいなものをコンクリートの表面にあてて削り、内部の石を見せています。
解りにくいですが、デザイナーの人は石を見せることで優しい雰囲気になると言ってました。
コンクリートに後から塗装したものに対して、柔らかな色あいに仕上がってるようにも見えます。
一般の住宅では、例えば、家の駐車場の土間に使ったりはどうでしょうか。
傷ついても色が剥がれませんし、柔らかな雰囲気に仕上がると思います。
ちなみに私は、東海環状自動車道から東京方面へ向かうランプ道路の橋脚工事に携わりましたので、
高速で走るときは何故かドキドキします。(笑)
次は普通のグレー色のコンクリートですが、打ちっ放し仕上げです。住宅でもたまに見かけます。
写真は◆豊田市総合体育館(スカイホール)です。
表面が艶っぽく見えるかと思いますが、これが重要で、表面に特殊なクリア塗装がしてあり
長期にわたって綺麗に見えますし、品質的にもコンクリート内部の水分の変動が少なくて
良いと言われています。
外構で塀や門柱をコンクリート打ち放し仕上げにする時、このクリア塗装はお勧めです。
そして、私はこのスカイホールではなく、隣のサブホールのさらにその付帯工事に
携わっただけですが、自分の現場かのように思っています~。(爆)
土木、建築で色々な疑問があったらなんでも聞いてください。