皆さん、こんにちは。
今週の担当は中野です!
今回のブログでは、先日施工したコンクリート壁のクラック補修について紹介したいと思います。
クラック補修とは?
モルタル外壁や鉄筋コンクリート造の建物は地震や地盤の動きに追従できなくなり、ヒビ(クラック)が発生します。そのクラックも放っておけばやがて雨水が浸入し雨漏りを引き起こします。
それだけでなく、RC(鉄筋コンクリート構造)であれば内部の鉄筋が錆、膨張⇒膨れ⇒破損と、徐々に症状が酷くなります。中性化の原因はこのクラック発生からがほとんどです。中性化とは、二酸化炭素によって生じる、鉄筋コンクリートに含まれる強アルカリ成分がなくなり劣化する現象を言います。
基本的なクラック補修は、
【Uカット ➡ プライマー ➡ シーリング充填 ➡ セメント(樹脂)補修 ➡ 肌合わせ ➡ 仕上げ】
となります。
シーリングを使うとエポキシ樹脂注入でのクラック補修が可能になります。ちなみに住宅の外壁では樹脂注入出来ないのでシーリングによるクラック補修が通常です。
今回の補修は、樹脂を使用しております。
施工の流れとしては、写真のような手順となります。
【1】Uカット
【2】プライマー
【3】シーリング(コーキング)
【4】樹脂補修
【5】完了
ここまでで、クラックの補修は終了です。
あとはお好みの色を塗装して工事は終了です。
擁壁などのクラック補修も施工出来ますのでぜひご相談ください。