気密測定と赤

今年初めて、くりすますつりーの飾り付けを行った
原田が担当します。

今回のくりすますつりーは
と白とゴールドをベースにした
クラシック、カントリー系のものにしました。


mominoki03

 

来年は、きっと違う方が担当してくれると思いますので、
素敵なクリスマスツリーを期待していて下さいね。

 

今週は弊社で建設中の住宅で行った、
気密測定試験について書き込みをします。

まず気密測定とは何かから説明したいと思います。
気密測定とは、建物の気密性を測定器を使って数値化したもので
気密性能を評価するものです。

具体的には、床面積に対して、
どのくらいの隙間があるのかを
C値(c㎡/㎡)という値で表します。
この値が小さいほど、隙間が少なく、気密性が高くなります。
C値の基準は、次世代省エネルギー基準(1999年)で、
寒冷地2.0以下、寒冷地以外5.0以下で
気密住宅という基準があります。
ちなみに、この気密性が低いと、どんなデメリットがあるかというと、
隙間から風が入り込み、計画的な換気ができず、
空気循環に不利になります。
また、せっかくの断熱材も、十分な断熱性能を発揮することが困難になり、
暖房効率も低くなってしまいます。
場合によっては、壁内で結露を生じ、
柱や土台にも影響が出てきてしまいます。
気密測定の方法は、まずは前段階で断熱材を充填し、
隙間や隙間になりそうなところに
気密テープを張っておきます。
IMG_0619

そして、測定器設置場所以外の
開口部をすべて閉めます。
PC090040

その後、測定器を取り付けてます。
IMG_0618

準備が出来たら、屋内の空気を外に送り込み
屋内に入ってくる空気量を測定し数値化します。

IMG_0621

測定中に問題が無ければ、約5分ぐらいで測定結果が出ます。

IMG_0625
今回測定した住宅のC値は0.5c㎡/㎡ということで
建物形状も有利に働いたこともあり、
非常に気密性が高いということでした。

この気密性が活きてくるように、
今後の工事も頑張っていきますよ。
近年では、住宅を総合的に評価する指数として、
第一次エネルギー消費量が加わり、
建物全体でエネルギー消費量を減らす方向に
変わってきていますので、
C値の重要度が以前より低くなって来てはいますが、
高性能住宅の指標の一つですので、良い結果が出て、ひと安心です。

そのうち、最近販売開始された
トヨタ自動車さんの新型プリウスのように、
建物にもエネルギー消費量の表示が出てきますので
その時にも、良い結果が表示できる住宅の供給が
出来るように弊社も頑張っていきます。
carlineup_prius_gallery_2_04_lb (002)

carlineup_prius_grade_2_01_lb (002)
個人的には新型プリウスは、
がいい感じだと思います。  

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