皆さんこんにちは! あと2週間ぐらいで今年も終わってしまいますね。
毎年思う事ですが、早い1年だったなと感じます。
今年は、西日本の豪雨や北海道の地震などの自然災害があり、
今年の世相を表す漢字が「災」に選ばれたそうです。
来年は、気持ちが明るくなるような文字になる世の中になるといいですね。
今週は、鈴木が担当致します。
最近というか、毎年この時期になると、我が家では、窓の「結露」がひどくなってきます。
仕方がないと感じていますが、皆さんの家もそうですか?
その前に、なぜ結露が発生するのでしょうか?
小学生、中学生の時に習ったと思いますが、空気には、水蒸気が含まれています。
空気は暖かければ暖かいほど水蒸気を多く含むことができ、
冷たければ水蒸気を含む量が少なくなります。
そのため、暖かい空気が冷やされると含んでいた水蒸気余ってしまい、
その余った水蒸気が水滴として結露になってしまいます。
特に窓は、室内の暖かい空気と外の寒い空気と接する場所なので、
温度差が大きく結露しやすいと言えます。
水蒸気を増やす原因として、
①室内排気をするファンヒーター。燃焼する際、大量の水蒸気を発生します。
②乾燥を防ぐ為の、加湿器
③洗濯物の部屋干し
④生物の呼吸による水蒸気
冬は特に、水蒸気を発生する要因が多いのです。
窓ガラスやサッシ枠が結露すると、カーテンが濡れたり、木の枠が黒くなって腐ってきたりします。
そして、カビが発生し、ぜんそくなど健康障害にもなってきます。
対策としては、部屋内の水蒸気量を減らすことです。
原因の①~④を減らせば、少なからず減ってはきます。
結露しやすい窓を変える事です。やっと本題に入れました!
20年前の住宅窓は、私の家もそうですが、枠がアルミ製で、
ガラスが1枚の単板アルミサッシの窓です。
アルミサッシは熱伝導率(熱の伝わる割合)が高く、外の寒い温度が枠に伝わります。
ガラスは伝わりにくいのですが、5mm程度なのでやはり伝わってしまいます。
その為、室内側で、空気中の水蒸気が結露になる温度(露点といいます)になり
水滴となって結露してしまいます。
そこで、アルミより熱の伝わりにくい樹脂製のサッシ及びガラスを複数(2枚)で、
中空層には、熱の伝わりにくい空気(空気より伝わりにくいガスを入れたものもあります)に
変えることです。
結露する温度にならなければ、水滴にはならないのです。
LIXILのインプラス という、工事が簡単な商品があります!
現在の窓の内側に取り付ける2重サッシですが、
結露になりにくいし、防音、断熱、省エネにも優れています。
寒くなっている時期です。我が家もインプラスを考えています。
皆さんもぜひ検討してみてはどうでしょうか?
最後に、物を変えるのもひとつですが、換気をこまめにするのが一番の結露対策です。
空気も新鮮になります。寒いですが、私もまずは換気をしようと思います。