こんにちは!
4月になりましたね。
進学や社会人になられたりと新生活をスタートされた方やもうすぐスタートされる方も多くいるかと思います。
私も、昨年のこの時期にドキドキしながら、入社式に出席した事を思い出します。あれから1年と思うと、時の流れをとても早く感じます。
私が昨年入社した時に、上司の方から何度も言われた事が「挨拶は元気よく」でした。
新生活をスタートされる方は、多くの出会いがあると思います。
元気よく挨拶することが良い第一印象に繋がると思いますので、ぜひ皆さんも学校や会社の先輩方に挨拶を意識して行うと良いかと思います。
今週のブログは、太田が担当します。
今回は、公共の建物や一般住宅のアプローチに良く見かけられる「コンクリートの洗い出し」について紹介致します。
工程は、まず土間の下準備をして地盤面を安定させる為、砕石を敷きます。
次にコンクリートを流す枠を作り、中にワイヤーメッシュを設置します。
ワイヤーメッシュは、建物の基礎部分の鉄筋と同じでコンクリートを打設する箇所に張り巡らせる事でコンクリートの強度を上げる効果があります。
また、この段階でコンクリートの表面部分が固まらないようにする為、型枠に硬化遅延材を塗布しておきます。
ワイヤーメッシュを設置した次は、コンクリートを流し込み、コテで平坦に仕上げます。
このコンクリートは、普通の道路等に使われているコンクリートとは違い、セメントモルタルに色石など大きめの骨材を入れます。
コンクリートを流し込んだ後は、固まるのを待つ為、養生を行います。
その後、洗い出しを行います。
洗い出し作業は、高圧洗浄で表面のセメント部分を落とします。
以上で、完成となります!!
アプローチ部分には、洗い出しコンクリート以外にもレンガ、タイル、枕木などにされる方も多いですが、それぞれにメリットやデメリットがございます。
洗い出しコンクリートのメリットとデメリットについてご説明させて頂きます。
メリット
1.色が合わせやすい
洗い出しに使われる色石はたくさんの種類があります。ご自宅の色に合わせて、石の色を決めれますので、和風から洋風まで色を合わせる事が可能です。
2.滑りにくい
表面がザラザラしているため、通常のコンクリートよりも滑りにくいです。
雨の日など地面が濡れている場合でも、滑りにくいため、小さなお子様やご高齢の方には
とてもオススメです。
3.全く同じものは無い事
洗い出しコンクリートは職人の技によりつくられるものなので、同じ素材を使っていても見た目は変わってきます。
デメリット
1.石がポロポロと取れてしまう
どうしても年数が経ってくるとポロポロと石が取れてきてしまいます。
2.職人の腕の差が出やすい
メリットにも記載しましたが、出来栄えは、職人の腕により変わってきます。
施工の依頼をされる場合は、依頼される会社を選んで頂く事がより良い出来栄えに繋がる
と思います。
以上が洗い出しコンクリートのメリットとデメリットです。
長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとうございました。
少しでも参考にして頂けると嬉しいです。