マスクの暑さに負けそうになる気候がやってきましたね。
みんなで我慢して、元気に真夏を迎えましょうね!
この時期はまだ花粉と戦っているので例年マスクがかかせない林が担当します。
皆さま、イスの選び方ってご存知ですか?
「身長」「机」に合わせることももちろんですが、
イスの高さと角度が作業効率に大きく関係していることをご存知でしょうか?
イスは「作業用」「軽作業用」「休息用」で分類されています。
例えば、学校や職場で使われる「作業用」は座る部分の座面が
床から37センチから40センチ程度で背もたれとの角度が95度から105度程度です。
奥まで座ると背中と腰が直角になるような気がするアレですね。
LIXILの建材カタログより抜粋。
ドアや床のカタログなのですが、今回見ていただきたいのはイスです。
ページ下段にある子供部屋のイスがまさしく「作業用」イスですね。
ちなみにページ上段は「休息用」ですね。
低めの座面に深く腰掛けるほど休息度は高まり、
ヘッドレストやオットマンが必要になります。
「イスのプロトタイプ」と調べていただくと、
高さと角度の関係、座ったときの体圧分布等詳しく知ることができますよ。
どんなシーンで使用するイスかによって、
高さや硬さがとっても重要になってきます。
使用方法とイスがミスマッチだととても疲れてしまいます。
イスには使用用途に合った姿勢をキープし続ける能力が求められます。
テレワークで、ダイニングテーブルを使っていたらいつもより疲れた・・・
ソファーで資料を読もうと思ったのに何だかはかどらない・・・
そんな場合は、イスが関係しているかもしれません。
また、自分だけが使用するイスであれば目的に応じて、
使う人の体格に合わせて決めることができますが、
家族みんなが使う「ソファー」はどうやって選びますか?
部屋の広さや座る人数を考慮するのはまず大前提ですね!
それじゃあ、その次は?
家族ひとりひとり体格や好みが違うので選びにくいかもしれません。
「何となくこれにする~??」みたいな。
どうしても全員にピッタリ!ということはできないのですが、
ちょっと座りにくいを解消できるアイテムが「クッション」なんです!
たとえば、奥行が深いソファーで足がブラブラしちゃう方や、
寝そべり過ぎてしまう方は背中にクッションを入れて調節してみてくださいね。
ちょっとだけ座り心地が良くなるはずです。
クッションはインテリアのアクセントカラーにもなりますが、
座ったときのいい感じを生み出すアイテムでもありますよ。
ソファーに座ってテレビを見るとき、
何か手元が落ち着かないことってないですか?
腕を組んだり、ソファーの上で体操座りしてしまったり。
そんな場合もクッションです。
クッションを抱っこすると不思議と手元が落ち着きます。
<イスの選び方まとめ>
①イスと使用用途が合っているか確認!
②使用用途の姿勢を維持できる硬さか確認!
③みんなで使うイスはクッションで微調整!
インターネットで何でも買える時代ですが、
イスをはじめとする家具はぜひ現物を確認して選んでくださいね。
ウイルス感染を心配することなく、
気軽にショールームで座り心地や根心地を
試すことのできる日が一日も早く訪れることを祈っています。
※今回の記事に使用した写真はLIXILの内装建材カタログより抜粋しています。
かわいい扉やグレージュのおしゃれな床が気になったらぜひご連絡くださいね!